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2019/08/05

手術映像収録配信システム 『Kada-OR』循環器内科向け映像収録配信システム『Kada-Live』新発売

フォトロン M&E ソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 八木秀忠)は、手術室、カテーテル室まわりで発生する術場・術野映像およびDICOM画像・透視像を収録/保存/管理/配信するシステム『Kada-OR』および『Kada-Live』を発売します。

Kada-OR、Kada-Live

開発背景と製品概要

従来、手術室ならびにカテーテル室での検査状況や手術中、カテーテル検査における手元映像の撮影・保存・管理といったニーズは存在していましたが、近年情報開示による患者様へのサービス向上、医療訴訟対策での映像保存や、院内の医療従事者のための教育や学会発表用で資料としてそれらの映像を使用したいといった要望が多くなってきております。
 この度当社が発売する『Kada-OR』および『Kada-Live』は、手術室やカテーテル室に設置された手元や室内全体を撮影する各種カメラや内視鏡、手術顕微鏡等の検査機器の映像、アンギオ等モダリティ装置で撮影されるDICOM画像や透視像などを同時に収録し、保存、管理、配信ができる映像ソリューションです。
 なお『Kada-OR』の主な用途は外科系診療科向けで手術室における術場映像の録画・配信、『Kada-Live』は循環器領域に特化した、カテーテル室における治療の様子を院内に対してリアルタイム配信する用途となります。これら両製品のシステム構成、使用ソフトウェアは基本的に共通です。
 『Kada-OR』『Kada-Live』は手術室/カテーテル室で収録した映像を参照するだけでなく、電子カルテ端末において患者ID等での連携参照も可能です。また収録開始の指示や、同時に何画面収録を行うかの選択が行えます。
 当社では『Kada-OR』および『Kada-Live』をKada-Solutionに新たな価値を加える手術ならびに検査映像の記録・管理システムとして、医療に携わるすべての方々に提供してまいります。

製品の特長と機能

『Kada-OR』および『Kada-Live』は下記のソフトウェアによって構成されるシステムです。

『Kada-OR』『Kada-Live』システムイメージ

『Kada-OR』『Kada-Live』システムイメージ

院内で発生するモダリティ映像(モバイルCアーム、内視鏡、手術顕微鏡など)のほか、術場映像等をIPカメラで収録し、ライブ配信および保存を実現します。

DICOM+収録動画再生ビューワー『Kada-View Zero』

DICOM+収録動画再生ビューワー『Kada-View Zero』

DICOM映像だけではなく、収録保存されたMPEG4形式等の映像も再生可能です。また電子カルテとの連携ができるため、カルテ端末から収録映像を参照することもできます。

ライブ中の映像を再生『Kada-Live Viewer』

ライブ中の映像を再生『Kada-Live Viewer』

収録映像をリアルタイムで再生可能なビューワーです。外来やカンファレンスルームなどリアルタイムで各種映像を閲覧、参照したい場所に端末と一緒に設置します。

オーダー取込みおよび収録をコントロール『Kada-Rec Manager』

オーダー取込みおよび収録をコントロール『Kada-Rec Manager』

検査オーダーの取り込みや同時に何画面収録するかを選択し収録開始、終了などを実行します。

DICOM画像+MPEG4動画を管理『Kada-Serve(動画サーバ)』

DICOM画像+MPEG4動画を管理『Kada-Serve(動画サーバ)』

更なる機能アップにより従来のDICOM画像保存だけでなくMPEG4形式も保存します。

『Kada-OR』『Kada-Live』動作環境

お問い合わせ窓口

フォトロン M&E ソリューションズ株式会社 医用画像システム営業部

電話

03-3518-6282

FAX

03-3518-6279

電子メール

kada@photron.co.jp