Kada-Report

循環器向けレポーティングシステム

「Kada-Report」は、サーバ・クライアント型の循環器領域向けレポーティングシステムです。
「Kada-View」、「Kada-Serve」とシームレスに連携し臨床画像を加えたレポートの作成が可能となります。

Kada-Reportの特長

多彩な入力フォーム

血管造影検査用あるいは治療用のカテフォームに「CAG」「PCI」「IVUS/QCA」「AoG」「EVT」「PMI」「EPS/ABL」などを用意しました。

生理検査用のエコーフォームには、「UCG」「TEE」「下肢動脈/静脈」「上肢動脈」「頸動脈」「腎動脈」「腹部」「バスキュラー」など多彩なフォームを用意しました。

システムフロー

「Kada-Report」は「Kada-View」、「Kada-Serve」と連携することで、シームレス&スピーディにレポート入力・管理・参照がおこなえます。

入力

レポートには、検査画像の貼り付けが可能です。Kada-Viewで取り込みたい画像を表示し、Kada-Reportの取り込みボタンを押すだけで、画像の貼り付けが実行されます。ビューワ上での変換作業がいらないので、スピーディにレポートの作成が可能です。

管理

作成されたレポートデータは、高速で信頼性に優れたデータベースで管理されます。
レポート情報をネットワークやWeb上で共有することができます。

配信

入力したレポートサマリーをPDF、XML形式等で出力。出力されたPDFデータを電子カルテシステムなどに登録し、ご利用いただけます。

※システム内容により、連携時のカスタマイズが必要です。

参照

レポート上からすぐに検査動画像を見ることが可能です。参照しているレポートの検査動画像はワンボタンでKada-Serveに自動検索され、Kada-View上に表示されます。Kada-Solutionだからできる、シームレス&スピーディな運用です。

主な機能

カレンダー機能

検査一覧をカレンダー形式での表示により、表示した検査を直感的に選択することが可能です。
記載した所見の閲覧だけでなく、検査の予定の管理なども行えます。

日本心血管インターベンション治療学会
NCD(J-PCI/J-EVT)レジストリー入力フォームへの転記機能

PCIレポート作成>ボタン1つで内容を転記>情報を付加して登録

Kada-Reportへの入力内容をボタン一つでNCD(J-PCI/J-EVT)レジストリー入力フォームへ転記できます。インターネット接続端末から、簡単に登録することが可能です。

SYNTAX SCORE & Euro SCORE 算出機能

SYNTAX SCORE/Euro SCORE

冠動脈病変の複雑さの指標であるSYNTAX SCOREや心臓手術のリスクを術前に評価するEuro SCOREの算出機能を搭載しました。

病棟呼出し/デバイスバーコード読込機能

病棟呼出し/デバイスバーコード読込機能

カテ室から病棟への呼出し機能、デバイスバーコード読込機能を新たに搭載しました。

放射線被ばく線量の参照・管理レポート作成機能(オプション)

動画Serverへ画像送信>動画Viewerは画像取得>被ばくレポート作成が可能

アンギオ装置から出力されるDICOM画像から患者情報、撮影情報、線量情報を取得し、局所皮膚被ばくを算出し、レポート作成がおこなえます。また、患者様毎の被ばく量の累積レポートも作成することができます。

放射線被ばく線量管理レポート作成の特長

放射線被ばく線量管理レポートでは、検査中・検査後において撮影角度ごとの集計機能や、可視的に最大皮膚線量とその他の皮膚被ばく箇所を色分けした表示がおこなえます。
これにより検査に携わる医療従業者様のみならず、看護師様へも情報共有ができ、また患者様への説明資料としても活用いただけます。過去の検査履歴や累積被ばく線量も一括で管理でき、閲覧が容易におこなえます。

概要

被ばく線量管理レポートは主に以下3つの構成からなっています。

  • 患者・検査情報の入力画面
  • 画像情報の一覧画面
  • 単一検査の被ばく線量管理レポートの画面

植込みデバイス遠隔モニタリング連携(オプション)

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デバイスメーカーのWebサイトのみで管理されていた遠隔モニタリングデータを、サイトから取得されるHL7データを基にKada-Reportにとり込み、電子カルテ連携など院内でのデータ管理を実現します。

最新の導入事例

各製品のカタログをダウンロードいただけます。

導入事例をご紹介します。