Kada-Rec

透視像録画/配信システム

近年、インターベンションの治療経過を目的として、透視像を録画・保存することの重要性が増しています。
「Kada-Rec」は、透視像などの映像を取り込み、画像ファイルとして保存する映像収録システムです。
作成される画像ファイルはMPEG4のため、編集も容易となり、治療経過の記録、学会発表、教育用ビデオ作成など多目的に活用いただけます。

Kada-Recの特長

同時4系統の映像信号取込み

収録をおこなう映像は、最大解像度1920×1080pixelの映像信号を最大4系統同時に取込むことができます。系統ごとに独立して収録映像のファイルを作成し、長時間の高画質・高解像度の映像を効率よく保存します。収録映像はタイムコードを付加することができ、映像の編集に役立ちます。

閲覧・編集が簡単なMPEG4(H.264)形式保存

収録映像は汎用的に使われているMPEG4(H.264)形式で保存されます。WindowsやMacなどさまざまな環境で、映像の閲覧・編集作業などを容易におこなうことができます。

収録映像の再生

透視を中断した直後に自動再生がおこなえます。またサムネイルに連動した動画を最大4画面まで同時に再生することができます。

収録映像の出力

収録映像の出力機能を利用することで、必要な映像を選択して一括出力がおこなえるため、映像の二次利用を容易にします。

収録映像の配信

Kada-Serve」などのサーバと接続することにより、院内端末にて収録映像の再生や検査情報の編集などをおこなえるようになります。

X線曝射と連動した映像収録

血管造影X線診断装置と接続する際、X線曝射と連動することで撮影、透視中の映像のみを収録できます。撮影、透視像のみを保存するため、収録映像のファイル容量を最小限に抑えることができ、検索も容易となります。

検査情報による映像の管理

収録した映像は検査情報が付加され、映像の検索性を高めます。検査情報はDICOM MWMにて取得できるほか、手入力も可能です。

接続概念図

接続概念図

製品仕様

モデル名 Kada-Rec2 2channel Kada-Rec2 4channel
デジタル入力信号 DVI×2系統 DVI×4系統
最大入力解像度 最大1920×1080pixel(15fps)
録画形式 MPEG4(H.264)形式
配信形式 MPEG4(H.264)形式
患者情報入力 DICOM MWM取得または手入力
収録開始/マーキング入力 X線曝射連動(無電圧接点信号による)

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