導入事例

広島国際大学 コストを抑えて収録にかかる作業負担を大幅削減
ネットワークカメラによる2画面同時収録で15教室の全自動収録を実現

広島国際大学

2018年度に開学20周年を迎えた広島国際大学は、「ひとと共に歩み、こころに届く医療を実践する専門職業人」の育成を目指す健康・医療・福祉分野の総合大学です。2016年度文部科学省の私学助成金採択を契機に、学内の講義収録/配信システムとして、ネットワークカメラ収録システム「Spider Rec」、コンテンツ配信/管理システム「Power Contents Server」を15教室に導入しました。
広島国際大学 副学長・教務部長 笛吹修治 教授、図書館長・総合教育センター 副センター長 向田一郎 教授に、システム選定から導入までの経緯を聞きました。

導入製品

導入前の課題

  • 収録のたびにセッティングする手間を削減したい。
  • スライド(PowerPointなど)とカメラをクリアな映像で1つのコンテンツとして収録したい。

導入後の効果

  • 複数教室にあるネットワークカメラを一括管理/自動収録することで、セッティングの手間がなくなった。
  • スライドとカメラをクリアな映像で1つのコンテンツとして収録でき、学習効果の高い講義コンテンツが作れるようになった。

導入の経緯 収録の手間を削減し、ネットワークカメラによる2画面同時収録を

広島国際大学では、授業のほかにも定期的に開催する全学FD(Faculty Development)講習会や公開授業などを収録するため、ポータブルの収録装置1台を2013年頃に導入し、年間20コマ程度を収録していました。収録したこれらのコンテンツは、配信サーバーに手動でアップロードして学内ポータルサイトで配信。授業や講習会に参加できない人のためのコンテンツとして活用していました。向田教授は、当時をこう振り返ります。

『収録を予定している授業や講習会のたびに、収録装置を現場に持っていってセッティングしなければなりませんでした。特に講演会の収録では、講演者はもちろん質問者の音声もきちんと拾わなければなりません。ポータブル収録装置のマイクでカバーできるのか、別途マイクを用意して音声ミキサーを通すのか、毎回頭を悩ませていました。専任の収録担当者がいるわけではないため、セッティングにかかる時間などが大きな負担となっていました。』

このような運用を続けていた2016年、文部科学省の私学助成金採択を契機に、あらたに学内講義収録/配信システムを検討し始めました。システム選定の要件を笛吹教授、向田教授はこう語ります。

『これまで使用していたポータブル収録装置では、カメラ映像と先生方が使うスライド(PowerPointなどのPC映像)を2画面同時に収録していました。今回のシステム拡張では、ネットワークカメラによる全自動収録を前提に選定を進めていましたが、2画面同時収録に対応したネットワークカメラ収録システムがあまり無く、選定に苦慮していました。』

そんな時に展示会で出会ったのが、新バージョンを発表したばかりのネットワークカメラ収録システム「Spider Rec」でした。

『実は、「Spider Rec」のことは知っていましたが、前バージョンでは1画面しか収録できなかったため選定対象に入れていませんでした。新バージョンで最大4映像まで同時に収録できるようになったと聞き、興味を持ちました。すぐにデモに来てもらい、2画面でクリアにPC映像が見えることを確認しました。また、複数教室を1台で一括管理/収録できるというコストメリットも魅力でした。』

広島国際大学 副学長・教務部長(保健医療学部 診療放射線学科 理学博士)笛吹修治 教授
広島国際大学 副学長・教務部長(保健医療学部 診療放射線学科 理学博士)笛吹修治 教授
広島国際大学 図書館長・総合教育センター 副センター長(保健医療学部 診療放射線学科 博士(工学))向田一郎 教授
広島国際大学 図書館長・総合教育センター 副センター長(保健医療学部 診療放射線学科 博士(工学))向田一郎 教授

導入の効果 セッティング不要の15教室全自動収録システム

3つのキャンパスを持つ広島国際大学では、保健医療学部/総合リハビリテーション学部/医療福祉学部/心理学部がある東広島キャンパスに11教室、看護学部/薬学部/医療栄養学部がある呉キャンパスに3教室、医療経営学部がある広島キャンパスに1教室の合計15教室に設置されたネットワークカメラを1台の「Spider Rec」で個々にコントロールして収録/管理をおこなっています。「Spider Rec」に事前登録されたスケジュールに従って各教室でおこなわれる授業を自動的に収録開始/終了し、翌日までに東広島キャンパスの動画管理配信サーバーに自動でアップロード。講師のチェックを経て、コンテンツ配信/管理システム「Power Contents Server」から学内ポータルサイト経由で 配信されています。導入の効果と今後の展望について、笛吹教授、向田教授はこう語ります。

 『収録する授業スケジュールをCSVで「Spider Rec」に登録するだけで、設定時間に自動で収録が開始/終了するので、セッティングの手間が殆ど無くなりました。また、懸念事項だった音声についても、ネットワークカメラの横に指向性マイクを設置することでクリアし、収録し忘れもなく大変満足しています。薬学部などでは国家試験対策コンテンツ作りの一環として積極的に利用しており、学生からも「この前の授業の動画を早くアップして欲しい」といった声も聞こえ、良い評価を得ています。』

『今後は、学生が見たいポイントをすぐに探せるように収録コンテンツを編集したり、視聴環境の整備にも取り組みたいと思っています。また、学生だけでなく社会人や地域の方々にも本学が持つ知的財産を広く発信し、地域貢献に繋げていけるよう、システムの利活用に力を入れていきたいと思います。』

講義室と各教室に設置された ネットワークカメラ/指向性マイクで講義を収録
講義室と各教室に設置された ネットワークカメラ/指向性マイクで講義を収録
ワークフロー

USER PROFILE

教育の理念

本学における教育は、命の尊厳と豊かな人間性を基本理念とする。この理念に基づき、新しい時代が求める専門的な知識と技術の修得を進めるとともに、健康、医療、福祉の分野において活躍しうる職業人を育成する。

常翔学園 広島国際大学

学長
焼廣 益秀
所在地
東広島キャンパス(広島県東広島市黒瀬学園台555-36)、呉キャンパス(広島県呉市広古新開5-1-1)、広島キャンパス(広島県広島市中区幟町1-5)
学部
保健医療学部、総合リハビリテーション学部、医療福祉学部、医療経営学部、心理科学部、心理学部、看護学部、薬学部、医療栄養学部

この記事は2018年3月現在の情報です

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